サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
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2014.01.25
スーパーマテリアル G1ジュラルミン
 
  先日の事だが某番組の撮影で静岡県にある工場へお邪魔してきた。
その目的は 解りやすく申し上げれば工場見学だ。

何を製造している工場かと言えばアルミ全般の軽金属で、KTFチューンドリールは勿論ダイワワークスでも採用している次世代の高強度アルミ「G1ジュラルミン」の製造工程などをこの目で見ることだった。
既にご紹介しているG1ジュラルミンのもっとも優れた点はその強さにある。データ上での強度はこれまでに最強と言われてきた超々ジュラルミンの約1.3倍。染色性にも優れることから正に現在のハイレスポンススプールにこのうえないマテリアルであると言えるのだ。
スプールに加工する前のG1ジュラルミンはご覧の様な棒状。


はじめにとG1ジュラルミンの強度比較を破断テストで見せて頂いた。
JIS規格に切削されたそれぞれのスティックを画像の左側の機械にセットし12トンもの力で破断する迄引っ張り右の計測針の数値によってその差が見て取れる物だった。

G1ジュラルミンは平均的に750N/mu (ニュートン パー スクエア・ミリメーター)付近でビックリする程の爆裂音と共に下の様に破断する瞬間を目撃する事が出来た。


さてお次はアルミ材が押し出されてくる瞬間が見て取れる超巨大な機械とそれに伴う様々なラインだ。
その規模はこれまでに想像していた物とは大きくかけ離れた異次元の大きさなのだが、非常に残念なことに製造工程上各所の撮影が許されていないと言うことだ。
工場内部を撮影することが唯一許されたのは正にマテリアルが巨大機械から押し出されてくるこの部分だけだったのだ・・・。


工場内部のイメージは・・・・。例えるなら・・・ ターミネーターが最後に溶鉱炉で溶けてしまう・・・あんな感じの巨大工場であると言ったところだが、上手く伝わるかな。
と言うことでG1ジュラルミンが誕生する過程は全てが新鮮で驚きの中から出来上がってくる物だという感動をも頂いてきました。


この次世代の高強度アルミ「G1ジュラルミン」は今後様々な分野に採用されていくであろう期待のスーパーマテリアルであり、
それをいち早く採用しこのマテリアルのアドバンテージを100%生かしたKTFチューンドリールのスプールはより軽く、ハイレスポンスと強度を両立し、更なる極みと 扱いやすさを兼ね備えることを実現したのです。
 

 
   
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