サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
2009年7月
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2009.07.08
モチベーションの相違
 
  今朝は薄陽が差していたが次第に雲が厚くなり始め昼前からは小雨となった河口湖。
キャリルは定休日だがいつも通りの時間に出勤? ではないがPCを立ち上げ一通りメールをチェック。
先日の旭川ダムの会場で使ってみて欲しいという事で頂いたリール用のケミカル剤のテストなども含めゆったりとした午前中を過ごし、
午後からはオフリミット中に書けそうで書けなかった原稿に取り掛かり、とりあえず期限付のモノは全てやっつける事が出来た。

と言う事で先延ばしにしていたTOP50第3戦旭川ダムを振り返って見ようと思う。
今回は直前の会場変更を余儀なくされ異例のオフリミット期間2日間のみというスケジュールとなり、前週の3日間をプリプラとした。
シーズン的なバスのコンディションはほぼポスト回復のアーリーサマーという印象が強く感じられる中、
エリアを上、中、下流と3分割して見た場合やはり上流におけるキッカーフィッシュの密集度合は高く、
リミットメイクとウェイトアップでのマネジメントで中下流とのエリアセレクトが非常に悩める状況であった。

そしてオフリミット期間に降った雨は水位増&濁りを伴いそれまできつくのし掛かっていたバスへのフィッシングプレッシャーは完全にリセットされ、公式プラクティス初日もローライトコンディションと相当量の降雨のお陰でプリプラ時とは異なったルアーへの反応と変わり、
ひょんな事からの発見によってその日に得たバイト数は優に30を超え、パートナーと合わせれば50バイトに限りなく近く、コンディションの把握とその手応えは非常に良かった。
シチュエーションはアウトサイドベンドの岩盤がメインとなっていたが、フラットエリア中のブッシュ、ガレ場、オーバーハング、ティンバー、スタンプなど多くの小場所と共に共通した釣り方が
エコワンナップリング5.5インチ(チャートリュース/ライムグリーンF)に 1/16ozワンナップシンカーを挿入したネコリグ。フックはモスキートヘビーガード#1/0の先端をカットしたYガード仕様
タックルはGWT64CLP+ & Revoエリート ワークス仕様 フィネス & バークレーバニッシュウルトラ6ポンド
これを15〜20mのディスタンスでバンクにアプローチしフリーフォールさせるだけ!
メインレンジは2〜3mで着底直後にバイトし ラインが走ると言う非常にイージーなパターンで、
キーとなったのが垂直フォールのスピードを早くする事だった。
ワンナップシンカーのウェイトを替えながら最終的に1/16ozがベストウェイトと見極め、このタックル1本で勝てるとさえ思える程ストロングなパターンであったのだ。
しかも早いフォールで手替えしよく撃って行くのにベイトフィネスタックルはスピニングタックルとは比較にならない程のアドバンテージがあったのも事実。
そしてもう一つはウッドカバーに対して3.8インチスイミーバレットに1/42のネコリグの中層スイミングで、
基本中下流でキッカーを混ぜながらリミットメイクし、その後に上流で入替を図るというのが今回の戦略だった。 因みにリミットメイクのベースウェイトは1500g。多くの選手も同様の読みをしていたようだ。

3日間の天候の変化とフィッシングプレッシャーは当然考慮していたが、タイミングのずれやそれにキッチリ合わせ込む事が出来なかったのが最大の敗因としてあげられる。
もちろんキッカーフィッシュのチャンスもあり、決して間違った事をしていた訳ではないのだ。
故に不完全燃焼のまま予選を終え、最終日は玉砕覚悟でエリアを上流1本に絞りやりきった結果ノーフィッシュに終わってしまったが、やはり全てのタイミングがずれていたというのが無念という気持ちの表れになったのだ。


すでに自分の中では次戦9月の旧吉野川に完全に切り替えが出来ており、戦う前の気持ちも整っている。
と言うのも昨日河辺さんがフラッと寄ってくれた時に会話の中で、何気なく発した自分の言葉でハッと気付く事があったのだ。
以前AOYを2度の獲得したころの事だが、その当時はシリーズ初めの(年頭)時点で年間1番を狙って挑もうと考えることは全く無く、とにかくその時の そのフィールドをどう釣るかであった。
86年の最終戦で今江選手と1ポイントを争った時にも、彼とのポイント差や 何位以内でフィニッシュすれば勝てる等の打算的な考えは一切無く、ただ捕る事だけに集中して、気が付けばその年を制していたというのが以前の戦い方だった気がする。

「好きこそものの上手なれ」という言葉が好きで、とにかく無心でバスフィッシングを純粋に楽しんでいた時代のモチベーションで挑んでみようと考えるのです。

 
   
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