サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
2011年6月
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2011.06.20
KTFアルファスフィネスのスペック
 
  先週お約束したアルファスフィネスのスペックをご紹介しましょう。
先ずはその心臓部となるスプールからです。
アルファスに搭載したD-27シャロースプールはこれまでに培ってきたノウハウを全て注ぎ込み、
デザインなどを一新したスプールで、ボビンのマテリアルは今まで通り軽量高強度の超々ジュラルミンを使用して軽さと強度の両立とレスポンスアップを図りました。
そしてこれまではスプールシャフトにも超々ジュラルミンをセレクトしてきましたが、
D27ではマイクロベアリングシステムを採用した為、スプールシャフトピン挿入部の強度確保が必要となり、重量増にはなるものの強度に優れるステンレス製のスプールシャフトにしましたが、それでもスプール単体重量は6.0gで収まり、キャスティングレスポンスはこれまで以上に軽快なフィーリングに仕上げる事が出来ました。


ベイトフィネスアプローチにおいて軽量スプールは不可欠ですが、その軽さを100%発揮させる為に
アプローチに必要最低限の糸巻き量にとどめる事も重要です。
そうすることでスプール自重の増加を抑えレスポンスを損なうことが無く、超軽量ルアーを気持ちよく低弾道でアプローチする事が出来るのですが、さらにはバックラッシュ防止にも絶大な効果があります。

ただし適正な巻き量で止めると言う事はスプールには少量のラインしか巻かれていない為、
実際には小径スプールと同等という事になる為、巻き上げのスピード低下が避けられなくなります。
故に更なるギヤ比アップが絶対条件になるのです。
わずかこの差でもピックアップスピードの違いは明確に体感出来るほど変わるのです。


アルファスフィネスでは7.5/1のスーパーハイギヤをインストールしました。
このギヤ比の実戦での巻き上げフィーリングですが、
例えると、レボエリートワークス仕様フィネスのハイギヤは7.6/1 スプール外径35mmでの単なる計算値のカタログスペックとして84cmと言うことになります。
アルファスフィネスは7.5/1のスーパーハイギヤ スプール外径33mmでの計算値は78cmです。

上記の巻き上げ長のみを比較するとRevoの84cmの方が早いと思われますね。
しかしスプール外径におけるデータ上のマジックで、実際にはD-27シャロースプールの平均底面径は 27mm レボエリートワークス仕様フィネスと同じスペックとなっているため、
共に30mの糸巻き量で使用する場合 同じフィーリングのピックアップスピードと言うことになるのです。

少々遠回りをしましたが、このピックアップスピードは速いギヤに慣れてしまうと後戻り出来ないストレスを感じる程で、6.8のギヤでは・・・・。 
アルデバランフィネスには7.9のスーパーハイギヤをインストールしているので、7.0のノーマルギヤの巻き上げ速度は苦しい限りです。

因みにラインキャパシティは10ポンド50m、12ポンド45m、14ポンド40m、ですからスピナーベイト等のフルキャストも全く問題なし!
ブレーキレベルMaxでの効き具合はかなりシッカリ効くため、(Maxで使用することは皆無)かなりウェイトのあるルアーもキャストOK。
だから私の中での使用ウェイトの範囲は3g(ノーシンカー) 〜 1oz超(極論ビッグベイト)までOK! 
勿論それぞれのルアーウェイトでキャスト時のリリースタイミングが異なるので慣れは必要だけど、ラインの巻き量やブレーキレベルの調整で使い分けています。
 
と言うことで アルファスフィネス の換装パーツは上記の通り3点、
●D-27シャロースプール
●7.5/1スーパーハイギヤ
●IXAハイクォリティセラミックボールベアリング(マイクロBBシステム採用)
これによってトータル重量は約175g、ノーマルから15gの軽量化となりました。
スプールのカラーバリエーションは4色 ・ライトブルー ・レッド ・パープル ・シャンパンゴールド

現時点では7月下旬のリリースを予定していますが、ファーストリリースにつき遅れる可能性もあります。
本体価格は¥39,800 (純正スプール、6.8ギヤは付属しません)
販売方法について引き続き最良の方法を模索中ですので決定次第お知らせ致します。

明日はオプションパーツについてご紹介する予定です。
 
   
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